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毎日の思いつき。毎日の発見。毎日の反省。
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iPhoneがとても好きなのですが、
最近は、Androidもメインになりつつあります。
いや!Androidも楽しくなってきた。

斉藤さん
ボクらは、ここ数年VoIPの開発をずっとしてきました。
理論は理論でして、ユーザーに使っていただくと、いろいろな問題が分かってくる。
この斉藤さんによって、意外なことに、
ビジネスだけではなく、
Android固有の技術、ノウハウを沢山ためることができてきています。

Appleも困惑した謎アプリ「斉藤さん」第2反抗期」世代にウケて大ヒットの軌跡

■テスト版を出してみる。
斉藤さんユーザーは100万DLを超えています。
いや、もう140万?
毎日、というよりも、毎時間ユーザーさんから、アンドロイドの不具合報告が来ます。
本当に、ぞっとするほど、機種対応は大変なのです。

例えば、わかりやすいことで言えば、
皆さんがスマホを耳に当てたとき。
近接センサーが働いて、スピーカーから上部の(耳用)スピーカーに切り替わり、
画面が消えます。
同様なことをアプリでも実現しているのですが、
機種によって挙動が異なるのです。

プログラマが、頑張って、連日残業して対応しています。
Android版はiPhone版よりも、開発実績が少なかったので、
昨年末からもの凄い苦労して、完成させていきました。

あらかじめ、iPhone版を開発する際に、Androidを意識して設計していました。
しかしながら、映像を受信すると、処理が重く
音声が途絶えてしまったり。
いろいろ大変です。
音声にプライオリティを置く、という対応でバランスをとります。

また、音声もどうしたら、音質が良くてトラフィックを抑えられるか。
いろいろな形式を試して、最適なものにしました。

でも、それ以上に効果的なのは、
ありがたいことに、
ユーザーさんの不具合報告によって、
機種固有の問題を把握して、対応しています。
このノウハウは、ボクたちが考えている、次の企画にとても役立ちます。

テスト版ということで、ユーザーさんに使ってもらい、
そのフィードバックを反映してすぐに、多い時は1日に数回バージョンアップを行う。
まさに、ライブな開発です。
きちんと動くバージョンをリリースをするのではなく、
とりあえず、出してみる。
問題があれば、直ぐに対応する。
これまでの開発では、考えられないことです。

今、P-07Cのでの不具合を沢山聞いています。
早速機種を手配して、分析を始めます。

■難しいこともある。
実は、iPhone版とAndroid版で異なるのが、
ハウリング対策なのです。
Androidは、ハウリングを阻止することはとても難しいのです。
スピーカーで使っているユーザーは、相手の声をマイクで拾って、ループしてしまいます。
ですので、通常は、耳に当てて使ってもらえればと思います。

iPhoneの方は、OSレベルでハウリングを阻止したり、波形を解析して打ち消すこともしています。
Androidは、なかなかそういった処理を入れるのは難しいようです。
OSレベルでサポートしてくれるとよいのですが、
ボクが考えるに、NDKで波形を分析するか、
サーバー側で処理するか、現実的には不可能なことをしないといけない気がします。

■ユーザーさんがいるから楽しい。
ということで、毎日改良をしつつ、開発をしています。
沢山ユーザーがいるから、
サーバーも増強することができました。
ユードーにない、Android機種は、ガンガン買っていけます。
何より一番なのは、開発のモチベーションになります。
(140万人もいるから、楽しいし、実証実験としてはとてつもないデータベースです。)

ユードーって、多分このての開発会社としては、健全で、残業の少ない方だと思います。
最近は、多分、楽しくて残業しているんじゃないかと思います。(多分ですよ!)

先述のニュースで、2日で作った!って言ってますけれども
これまでの、VoIPやらスマホの積み重ねがあり、
そして、技術レベルの高い連中が、おもしろがって開発できることが
一番楽しいことだなと思います。

ユードーのクライアントプログラマは、
ほぼ全員iPhoneとAndroid両方やれるのと
ユーザーの動向を見ながら、いろいろ考えながら仕様を補って
自主的に開発しちゃう。

ゴールキーパーのようなサーバープログラマは
ユーザー数の増加に従い
いろいろ考えながら、自主的に短期間でサーバー増強を行うとか
2012-02-16 実録・間違いだらけの負荷分散(『斉藤さん』編)

お手軽メッセージキュー「Kestrel」を使ってみる

Nginxで2週間ほど『斉藤さん』のサーバーサイドを運用してみてAdd Star 

そういう、下支えがあって、企画も生きるなと思います。

斉藤さんは3月いっぱいで、第一章が完了します。
4月から、何からやっていくか。
いろいろ考えていたのですが、先日ヒントをもらいました。
通話する以外の楽しみ方が無いのか。

丁度、最近、ボクはアマチュア無線機を修理したり、マルチバンド受信機を手に入れて気が付いたことがあります。
電波のように、受信できたら楽しい。
斉藤さんでお話していなくても、電車の中で、電波のように
様々な人を傍受できたらよい。

チャンネル化なのか、タグ化なのかやり方はありますけれども、
聞くというコトで、コミュニティはもっと活発化していくでしょう。

ボクは、電話の新しい使い方を、誰よりも先に発掘できたらなと思います。

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