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斉藤さんにカラオケ機能が入りました。

ゲームに続いて、カラオケで歌い、
全国のみんなに聞いてもらうことができます。

斉藤さんの開発や企画のメンバーですが、総入れ替えで
若い人から、全く別の業界
新しい人たちが、参加して格闘しています。

その上で、たとえ話で伝えていることがあります。

・当たり前にやっていることは、当事者は気づかず、
 実は、歴史を繰り返しているということ
・モノづくりには思想がある

下記はATARIが1972年にリリースした、テレビゲーム pong
スティーブジョブスがアルバイトして、ウォズニアックと稼いだ
ATARIのゲームです。
10年後に、任天堂がファミコンをリリースします。


画像の表現力が上がったことはもちろんですが、
無機質に、物体が移動すればよい
それがゲームギミックだったわけですが、



マリオ、パックマン、マッピーも、キャラクターとして有名になっていきます。
そして、ファイナルファンタジー、ドラゴンクエストも
ファンタジーとして、世界観があり
ファンが集まり、読み物としてのゲームに。
そして、90年代に同人活動など、サブカルからメインカルチャーまで牽引していきました。

多くの人は、すでに成功したもの
歴史が積み重ねてきたものは、当然であるかのように
必然的な存在ともいう見え方になると思います。

自分も90年代に、興隆するゲーム業界におり
幸い、幾つかのヒット作品を生み出すことができました。
今までにない、音楽をテーマにしたものでした。

今、自分たちは、SNSを作っています。
すでに、FacebookもTwitterもあります。
先述のATARIのようなイメージです。

SNS、というよりも、もっと目線を高く持てば
仮想空間の人々のつながりは
かつての、ゲームセンターでの仲間とも言えるし、

現実の世界の方が、抽象的で
仮想世界のコミュニティこそ、本当の自分とも言える。

自分という存在、肉体と精神は切り離されて
自分は、今、この瞬間に、ここにいる。
けれども、多くの人はスマホをもち、スマホの中の
アプリによって、同じ時間を
他の人と共有し、情報を交換し、感情すらもやり取りできる。

つまり、意識の所属は複数で
人々は多元的とも、多層的な共同体への所属になる。
もはや、仮想空間が本当の本音で、
現実空間が、人の調和を前提とした建前
だったりします。
現実空間を延長したものが、Facebookやtwitterでもあり
多層化した意識
もっと、本当の自分の存在の帰属場所を作ろう
と考えています。

自分は、斉藤さんで
コミュニティや社会への帰属を伝えたいと考えていて
そして、機能的な、ATARIのようなマテリアルなデザインから

アプリの世界の中に、ファンタジーがあり
本当があり、物語が必要なのではないかと考えている。

そこで、ゲームやカラオケを投入してきたわけですが
国内の人々の、ネット上の所属
1970年代まであった、地域の青年団というのか
現実の社会以外の共同体を作りたいと考えている。

その上で、斉藤さんというトリックや仕掛けで
みんなが、のめり込み、
そして、その中につながりがあれば、
これは健全ではないかと考えています。

今、メンバーには、
これが流行っているとか、なんとかデザインだとか
西海岸あたりの流行だとか、カタカナ言葉を避け
自分たちから生み出すようにと伝えています。

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photo by 七ツ森  /  material by 素材のかけら
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仕事と遊びが、遊びの仕事が、どちらかはわかりませんが、必死に毎日考えて生きています。
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