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毎日の思いつき。毎日の発見。毎日の反省。
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ボクがいつも興味深く読んでいるブログがありまして、その方の本も愛読していました。
ネットのコンサルをやられている方で、

無意識な日常の感覚を、きちんと言語に置き換えるという思考
をつけるために、かなり学習をしました。

要するに、
「凄くカッコ良い」とか「センスが良いね、悪いね」
オワリ。

じゃなくて、
何故良いのか、悪いのか。
表現をたくさんの語彙で相手に伝えないといけない。
「感じる」とか「思う」ことを、「考える」行動に置き換えないといけないのです。
文学的な能力がいるので大変なわけです。

最近感じることですが、Twitterや携帯の文化によって
多くの人がコミュニケーション能力が巧みになったようですが、逆に
文字文化によって、より自閉的になっている気がするのです。

もしかしたら、印刷の技術も無い、文字がない文化の方が
相手との意思の疎通、共感に至るまで優れていたのかもしれません。
企画からUI、設計思想まで
より分かりやすい、具体的な例を出して伝える努力をボクなりにしています。

ということで、興味深くこの方のブログを拝読していたのです。
ところがですね、突如Facebookをやめてしまった。
理由は、
要するに、この方の伝えるメッセージに対して
「いいね」
ばかりで、コメントが貰えないから
ということです。

ボクは、少々残念に思いました。
多くの人は、
「感じる」「思う」ことを、「考える」へ転換することに、気付きがないんですよね。
だからこそ、それぞれの分野にプロフェッショナルがいるわけで。
読者に求めてもなかなか難しいんじゃないかと。

例えば、ボクらで言うならばアプリケーションやゲームとか、音楽については
気が狂いそうな寸前まで、イロイロ考えつつ、
ユーザーへは、そんな難しさは、
全く感じさせない
考えさせるようではいけない
と考えます。

ボクは、アプリや音楽を作るのは職業で考えていますけれど
それ以外のこと、
自動車だとか釣り道具とか、ペットとか・・・
あまり難しいこと考えたくないわけです。

なので、プロが言うこと、言い切ってくれていることに対して、
言及するのはなかなか難しいわけで、
ボクも含めて、購読者は、「いいね!」を押すしかなかったのです。

こんなに素晴らしい論評をされているのに、
実は、彼も自閉的で
購読者に、具体的に『どう考えますか?』
とか、問いかければ、
『いいね』だけでなく、意見が欲しい
とか、伝えられれば
このようなことはなかった筈なのですけれど。
ということで、コンサルのプロの人でも陥ってしまうんだなと。

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仕事と遊びが、遊びの仕事が、どちらかはわかりませんが、必死に毎日考えて生きています。
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