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毎日の思いつき。毎日の発見。毎日の反省。
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ほぼ徹夜明けの会社で、

・「サーバーのデータベースをインデックスする。」

という話を横で聞きながら、

・「昔聴いた楽曲を聴くコト。」
・「山頂はなぜ尖がっていないのか?と子供の時に不思議に思った自分。」
NHKに出演していた入不二 基義さんの言葉。

何故か、全く意味の違う3つの文章が滅茶苦茶にリンクして、頭の中で、どっぷり考え込みました。

■インデックスをつける
思考やロジックに対して、インデックスをつけるという作業は、歳を重ねることに増してくる。
例えば、
事象に対して、「これってあれだよね」っと、考えなくても経験で直ぐに答えが見つかるようになる。
成長とともに、脳の処理が高速化しているわけではなく、無意識にインデックスをつけることによって、深く考えなくてもよくなり、処理が無駄なく効率化される。
このインデックス化というのは、
・生活環境に左右される。
・人格や、気質に影響される。
よって、インデックスが違う人同士は、刺激的でもある反面、全くかみ合わなかったりするのですが、、、


■「昔聴いた楽曲を聴くコト。」
音楽って、過去の記憶の入り口を見つける作用があると、ボクは考えています。
子供の時から好きな曲があったとして、これまでに聞いた時の情景がたくさん思い出すことがあります。
例えば、
受験の前に聞いたことかもしれないし、旅行に行ったときとか、小学校の放送委員会で流したとか。その周辺の思い出が、パッと浮かぶことがたくさんあります。
そうすると、まだ未熟で様々なことがインデックス化されていない、当時の自分を振り返ることができる。
良い曲というのは、その楽曲の実態以上に、その積み重なった自分の記憶が付加され、より懐かしく名曲に仕立てられていくのではないかと思っています。
そうすると、当時のモヤモヤしていた、結論や答えが分からない冒険心がよみがえるわけです。

この二つから考えると、面白くて
オッサンになると、インデックスの物量が多くなるので、より強固になっていく反面、結論が分かったように思えて、実は保守的になっていくわけです。
インデックスの悪さとしては、その人の環境や成長過程によって生まれるものなので、それが正しいとは限らないし、増えれば増えるほど、インデックスの外側にある、新しいものを生産したり想像する力が減っていく。
そんなものだよね、面倒だよね、と思っちゃうわけです。

一方で、子供は、インデックスが少ないので、一つ一つ迷いながらクリアしていき、それはとてもチャレンジであり、冒険です。冒険をクリアすることで、解決することで、インデックスが一つ一つ増えていく。
その過程を振り返れるのが、音楽じゃないかと。

先週、テレビを見ていたのですが、NHKに出演していた入不二 基義さんが、幼少期を思い出すために、当時やっていたレスリングを今でも続けている、それにより、古い層となってしまった、子供の自分の気持ちを思い出す、ということでした。

これをまとめると、なるほどと思いまして、
昔の趣味を復活させたり、聴いた音楽を引っ張り出すというのは、インデックスを忘れさせてくれるんですね。子供の頃って、情景やら感覚が鋭くて、表現する言葉は少ないのですが、それをメタファーと呼んでいいのか、漠然としたイメージを持ち続けています。(多分)

ボクが、子供の頃から変わらずに鉄道ファンを購読したり、古い車を乗りだしたり、アマチュア無線をやってみたりすることが、何となくわかった気になったのです。
音楽を聞いたときに、なんとなくこの曲は黄色だなとか、この曲は灰色に感じる。とかあったわけです。
なので、手軽にその時の自分を振り返るには、音楽が手っ取り早くて
各年代別の好きな曲を、まとめて聞いてみることなんですよね。
そして、最近になればなるほど、インデックスが増えている自分に近づいてくる。

ベンチャーの社長が、フェラーリやランボルギーニみたいな、スーパーカーを手にすることを目指す気持ちが、よく理解できる。
彼ら(っておいらも)は、子供の時スーパーカーブームだったわけですよね。
これを手にすることにより、人に見せたい、という欲以上に、子供心を取り戻すってことだと。


ボクの場合、音楽なので、
なぜ音楽が人を感動させるのか。
凄い当たり前なことですけど、音楽を作るなにか?っていうのも良いのですが、
もうちょっと心理学的に、音楽を考えてみると、面白いものが作れそうです。

以上、今日のグダグダ終わり。

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photo by 七ツ森  /  material by 素材のかけら
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