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毎日の思いつき。毎日の発見。毎日の反省。
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子供のころ、9歳だったと思うんですけれども、
映画といえば、銀河鉄道999ぐらいしか見たことがなかったのですが、
当時、教授が主演ということで、映画館に見に行きました。
レーティングなんてなかったのですね。
Merrychristmas Mr.Lawrence 戦場のメリークリスマス
伊勢佐木町の映画館です。浜っこは、ザキっていいました。
 
当時の小学生の間では、後半が理解できないよね。
ってことになって、よくわからない。
けれども、宝島やらビックリハウスを読んでいた
テクノな小学生は、一応見に行ったわけです。
愛のコリーダは、解禁になって20代になってみましたけれど。
 
こういう幼少期の映画を見ると、
どうも、歳をとったせいなのか、時代がそうなのか。
ここ最近、いろいろな作品を見たりしても
「世の中がロマンチックじゃないよね」
っていうことをよく言う、思うようになった。
ちょっと、愚痴になるんだけれども、
 
9歳の頃って、洋楽を聴きだしたりして
僕の住む横浜っていうのは、
今とは違う、昔の良い意味で汚い中華街もあって、
外人墓地や、元町もあって
海外の文化への憧れっていうのが強く、
なんで、アジア人というか、日本人に生まれちゃったんだろう
なんて思った。
 
要するに、今と比べれば
町も汚いし
水道水を飲んでいたし、
スタバもないし
青鼻水たれている子供もいるし
 
そんな、文化的にも未成熟で、まだまだいけていなかった時代
だからこそ
「不思議大好き」
「おいしい生活」だとか、言っちゃったり
「何となくクリスタル」とか、
なんか、ハイソ(死後)でこじゃれた生活を憧れるみたいな
そういう、一歩も二歩も背伸びしていて
だからこそ、音楽もカルチャーも、カッコよかったし
この映画にも、DavidBowieが参加したりして、国際派だなとか。
世界に出ていこうぜって感じで。
 
そして、大島監督にしても、
ビートたけしさんにしても、エッジの効いた人が多くて
そうして、それらのバックの人も
よくわからないけれども、作品にものすごい出資しちゃうとか、
そのお金はどこから出ているんだかわからないんだけれどもw
とにかく、ロマンを追及していたんだと思うですね。
 
この映画は、男色というか衆道がテーマなんだけれども、
男らしいというか、男くさいロマンなわけです。
最近、野郎が草食系なんて言われるんだけれども、
どうも
骨太じゃないし、
誰からも好かれようとしているというか
迎合しすぎというか
セコイというか、戦わないというか、
敵を作らないとか
側は小洒落ているけれども、中身空っぽとか。
なんだかな、って思います。
 
どうも、大人というか、
男がロマンチックじゃなくなって
美しくなくなって、
等身大というか、その人の限界点が見えすぎちゃって、
可視化できるところしか考えられなくて、
それしか可能性がないんだったら、求めないんだったら
死ぬ寸前まで、はったりができないんだったら
男いらないじゃん、って世の中がなっている気がするな。
 
まあ、愛のコリーダも
最初は、男がニタニタしているんだけれども、
女の子が、どんどんバイオレンスになっていくんで、
それは恐ろしいのですが、
本当はそんなものなのかもしれないけれども、
 
っと、映画を別の視点で、見てみたです。
それって、ロマンがないよねって言っていこうと思います。

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