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毎日の思いつき。毎日の発見。毎日の反省。
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都合の良い、セルフケアというのでしょうか。

4ヶ月ぐらい、会社からの帰途、
ほぼ毎日2時間10Km歩いているわけですが、
お腹が少々割れてきまして、体重も良い具合になりました。

健康貯金というのでしょうか。
筋肉はあまりつきませんが、スポーツクラブ2時間分のコストも無くなりましたし。
電車賃もたまります。
さらに、歩いて通り過ぎる駅ごとに、テーマを設定して
その問題について、解決する。
アイデアを考える。
とすれば無駄になりません。
2時間の間に5駅分歩くのであれば、1テーマ24分ずつ考えて、
帰宅したら、忘れないようにメールすれば良いです。

エクセルも、メールも、パワーポイントも
アプリやツールを起動してから考えるのではなく、
考えておいて、PCを開いた時には、瞬間的に入力が出来る。

さらに、ウォーキングのようにテンポよく肉体が移動することによって、
PCの前で、Googleで検索して、グルグルするよりも、
シナプスのつながりが快楽なのか、いろいろアイデアが繋がります。

ということで、これは良いな、と習慣になっています。

さらに、毎週末は、出張で北から南まで飛び回っておりまして、
先週は、青森の IT x 介護をテーマにアプリやサービスを開発する、ワークショップ(ハッカソン)で講演をいたしました。

先のブログのように、ボクがやってきた、異業種どうし横断する事業。
なぜ、ボクは音楽を作る人だったのに、
音楽+ゲーム、観光+ゲーム、お菓子+ゲーム、健康+ゲーム、スマホ+ゲーム
など、一時期の流行言葉で言うと、ゲーミフィケーションをやってきて、
企画立案から、ビジネスモデルまで。失敗例などあげて、
・業界の慣例を飛び越えることで、新しい可能性を発掘出来る。
・両方の市場を足すことではなく、最大公約数になるために、市場が小さいこともある。
・お互いの市場が魅力的に見えて、相互扶助に考えられるが、過度な期待を持ちすぎる。
・PRの際に、メディアで注目されやすい。
・ゲームクリエイターでの実績が異業種で全く反映されないので、ブランドか権威付けをしないと、疑われる。
・異業種が事業を進める上で、服装や言葉遣い、用語の言い回しがとても重要。
というような、経験談を話しました。



そして、初めて出会う人たち、6チームメンバーを組んで、
企画立案から、PR、事業計画までしっかり作って、開発開始。
ボクも、ワンマンで立ち上げて来たことが多かったので、
逆に新鮮で、改めて、ミーティングやチーム制作の技法を学びました。

あまり、ボクが考えを伝えてしまうと、チームがその方向になってしまう。
ぐっと抑えて、考えるプロセスだけ伝えてみました。

チームのマネージメントについて、やはり
「考えることを」考える。
この自主的な学ぶ力が重要だなと。
青森のみなさんは、もの凄い早いスピードでまとめあげていまして
チームの連帯感、
そして、地方故の、危機感というのが常にあるのだなと、察しました。

安住していると、ゆでがえる理論になってしまう。
一時期、キュレーションなんて言葉も流行りました。DJのようなものです。
おすすめ、リコメンドしてくれる。
裏を返せば、その情報を取得する時間を短絡して、教えてもらう
ということなのですが、
自分で思考が覚醒したり、調査する力が失ってしまう弊害があります。

確かに、専門家、プロフェッショナルに教えてもらった方が
効率的。
けれども、自分で疑問を持ち、調べて、深く探求する。
考えることを諦めず、やめずに。
考える力が生まれてくる。

よく、音楽スタジオのエンジニアやら、職人技術を習得する際に、
背中を見てろとか、3年間何も教えてくれなかった。
なんて言うことがあります。
プロが数十年かかった技術を、説明や教えだけで理解することは困難です。
見て、真似をするしか無い。そのように思います。
考察しなかった情報は忘れるのも早い。
じっくり、考えた情報はいつまでも忘れない。

最近、学校も過剰サービスというのか、
手取り足取りで指導してくれて、自分自身で自分のために行きているのに
他動的になってしまい、
世の中もとてもコンビニ化しているのか、
考えなくても、目に見える情報だけで、生きられる時代になっているなと。

戦後の世代は、税金を収めるようになる前、学生時代に
結論が無いのだけれども、あまり経済的には役に立たないのに、
グダグダ論破する、そのような、イデオロギーの季節は終わってしまい

考えることを、考えない時代になっている。

ボクらは、知力でこれから先乗り越えていかないといけないのに。
これはまずいと考えています。

そのためにも、沢山考え続けなくてはと。

と、毎日歩いています。

拍手[5回]

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オンラインカウンセリング menta がはじまります。

ボクは、これまで異業種にサービスを提供したり、連携することが多かったので
それぞれの企業や環境の習慣や、専門度を理解をして進めることが沢山あった。
というわけで、
クリエイティブとはちがう、別の視点で経緯を纏めてみました。

日本は、特に保守的で、攻めるよりも守る方がリスクが小さい。
なので、大手が入りにくいし、立ち上げが遅くなる。
でもそこがチャンスで、
異業態の習慣や流れを連携させると、あたらしく切り開ける。
(事業部と事業部の間、枯れた技術の水平思考ってこと)
ボクらみたいな、ベンチャーが切り開く運命でもあるのだと。

2007年 健康検定のときは、ユードーの知名度は全くないし、
健康+ゲームという発想も無かったので、最初は全く理解されなかった。
進めるうちに、厚労省の方にご関心いただいて、
さらに監修の先生、脳トレやWiiFitが追い風となり、任天堂という安心感で広がった。

2005年ごろ、ゲーム伝説のときは、カバヤ食品さんにお世話になりまして、
お菓子業界という、在庫を持ち、品質管理や製造というしっかり管理をしなくてはいけない業界を知ることとなった。特に1日、2日の遅れは致命傷で工場のラインが止まってしまう。
1度岡山の工場までお詫びに行ったことがある。
このぐらいから、スーツにネクタイって服装を着るようになった。

逆に、大きな市場と市場を横断する事業の場合
一時期はやった、ブルーオーシャンのように思えて、
さらに、市場スケールが足し算(ゲーム+健康)になる、
企画書ウケはとても良いけれども、
実は、両方の市場の最大公約数でしかなく、大きく育つわけではないことが多い。
なので、どちらかの市場に軸をおき、その中の要素として特長をだすと良い。
健康検定のときは、
ヘルスケアと、ゲームの両方を狙ったけれども、
両分野を横断する人は、あまりにも少なく、最大公約数でしかない。

mentaに関しては、その頃の経験や反省もあり、
様々なカウンセラーの先生の意見や確認を経たこと
弁護士の先生に法的な確認
など、調整をして、3ヶ月弱で立ち上げた。

今回、ボクらがやる意義というのは、
1)スマホ、アプリでの集客ノウハウ
2)PRへの投資ができる
3)個人開業の方々には難しい、CtoC、マーケットプレイスというやり方
4)テレビ電話技術を自社で持っているので、そのうち課金決済まで出来るWEB/Android/iPhone/OSX/Windowsのシステムを開発でき、SKYPEから発展できる。


ということです。
特に、2)については、自分のカウンセリング事務所のために、大型なPR投資は出来ない。
mentaでは、このマーケットプレイスのために、分母を増やすためにも、大きな投資が出来るわけです。

タイムマシン経営ってありますが、
オンラインカウンセリングについて、北米など様々な論文があるものの
カウンセラーが時間毎の料金設定できて、ユーザーとマッチングさせるシステムが無かったのです。
開業をしている方は、自分の事務所にむけたWEB+SKYPEの概念になってしまう。
CtoCであること、課金決済間で完結させると、大規模なシステムになってしまい
かなり投資をしなければならない。
そこを、ボクらがプラットフォームとして用意したことになります。
雑多な言い方をすれば、ショッピングモールへの出店が期間限定で無料。
自宅でビジネスが出来ることになります。



一方で、IT系の企業だと、極力手間の無いように、纏めてやってしまう。

最近、様々な専門家とユーザーをマッチングさせる、
知識を販売するCtoCサービスは流行しているけれども、
それぞれの業種を考えると、多くのジャンルの専門家を集めるモールは
楽天やYahoo!ショッピング、アマゾンのように簡単にはいかないし、
PRやブランド感を出す際に、これも、雑多なイメージになってしまう。
巨額な資本が無いかぎり、分野に絞り込んで進めた方が良い。
沢山、矢をうたない。

ということもあり、mentaをはじめとして、
先々分野毎に、事業部やその業種に関して得意とする外部の会社と連携をして、
技術やノウハウを提供して、横展開。
サービスを切り替えるという大方針をたてた。

また、社内の体制もガラリと変えまして、
南雲が動かす組織から、一人一人が考える組織にしようと、
ある程度、形が見えるぐらい立ち上げを進めてから、
無責任にみんなに任せてしまった。

ボクがいなくても、できる組織にするためには、
任せてしまい、報告を受ける形に。
個人ではなくて、集団で勝てる組織にするために、今回は大胆なことをしたと考えています。

よく、クリエイターは、
人に説明するのであれば、心配なので、自分でやった方が早い。
って誰もが言います。
ボクも、ついこの間まで、そうだったわけですが、
これだと、いつまでたっても、改善も大きく成長もしない。

ボクの場合、会社が大変なときに、自分がどうにか考えた、仕掛けた
という自負があるわけで、10年間会社が続いて、自分じゃなきゃという、
クリエイターであり、社長である自分への自信が
逆に、袋小路に入ってしまうことに気がついた。
指示待ちではなく、集合知というか、全員で考えるようにする。

「考えるということを、考える。」
ボクは、「どうしたらいい?」「良い方法は無いか?」と
答えを出さずに、
疑問にすることが良いって気がついた。

様々な専門家、プロフェッショナルな方々の意見を聞いて
最短で進める。

というわけで、今回は
社内組織という意味でも、とても大きなことで、うおー、
社長だなって、ふと考えたわけです。
自分がいなくても、考える組織にしないと。

30代は、走りながら考える。
40代は、止まって考える。
なんて考えていましたが、マクロ的な視点で大きく考えられて来たぞ!

と最近思います。

楽しみです。

拍手[6回]

最近オンラインカウンセリング「menta」のサービス準備をしていて、

心療内科の先生や心理士の先生にご意見を聞いたり、

また自分でも調べたりして、

社会学になるのですが、

自己の確立までのモラトリアムとSNSの関係・同調意識について
気になって真面目に書いてみた。

所詮、ブログもSNSもダラダラ日記のように書いていたわけですが、

グダグダ書いても、評論家でもないし意味ないなって思っていたわけですが、

たまには、最近考えていることとか、関心ごとなど書かなきゃなっと。

■多元的自己論

そもそも、この「menta」事業について考える際に、

周りを見渡すと2つ疑問なことがありまして

・ソーシャルやコミュニティが人々を幸せにしたのか

・情報過多の中、多くの人は決定や決断することが難しい(らしい)

これは、社会学でいう多元的自己論が起因じゃないかと、

短絡的ですが考えていて、最近調べています。

■身近で沢山あること。

ボクは、自分の会社をやっているし、

集団のコミュニティに参加することが良くあって、

最近、少々違和を覚えることがあるのは、

”その場面で最適化した言動、期待した返答は気持ち悪いぐらいするのだけれども”

違う場所では、

まるで逆の言動があったりして、けれども、

それを罪悪だとか、媚びるとかそういったことではなく、

キビシク言えば、人格の乖離、

つまり多重化した自己があるのではないかって考えています。

特に、ボクとは異なる世代。

■決められないこと。

また、沢山のソーシャルの情報のなかで、良くボクにも連絡がくるわけですが

この情報で、儲かるのかとか、記事について、情報が更新されるたびに

意見をどころか、詳細まで求められることがある。

そのたびに、大人なんだから、考えてよって
ちょっと頷けないことが合ったりする。

「いやいや、あなたはどう考えますか?」って聞きたくなる。

■ポストモダン

1970年代後半から80年代が子供時代ですが、ボクらの頃って

加熱する学歴・競争社会のなかで、進路が決定され

夫々の能力や才能、個性どおりに仕事を選べないからこそ、

(1985臨教審)個性重視と言われ、それが後の「ゆとり教育」へと繋がる。

正に、当時のアンチテーゼが、平成時代に遅れてやってきたのだと考えます。

浅田彰さんあたりの

ポストモダンな80年代。

産業革命以降、物の豊かさな時代から、

心の豊かさへの時代=平成の時代の

バブル崩壊以降に、自由とか個人の尊重、そして「ゆとり教育」によって

自分探しを幼年期から求められてきたわけです。

■ゆとりな時代

バブル期の日本の世界的な経済的勝利による余裕、

まさに「ゆとり」をもつことを

学力やら学歴が問われていた時代から、個性へ

余裕が合ったからこそ、次の時代=「ゆとり世代」へと繋がるわけで。

だから、ボクの後の世代、この時代に育った人、そして社会は、

個性だとか自己とか、イラク日本人自己責任論などでてしまう。

かわいそうに。

不幸なことに、FacebookやTwitterなんかそうですけれども、

「いいね」やらファボったりするわけですが、

多元的な帰属や社会参加で、アイデンティティが喪失していないか。

「生活科」ができたりして自分探しをしなさい、

自分とは何か、個性を磨きなさいって言われても、

一貫した自分ではなく、他人指向というか、自分の身の回りに合わせた

いろいろな種類の沢山の顔を持たなくてはいけない。

そうすると、自己の中で多元化してきて、デフラグしているのです。

キュレーターなんていう言葉がありますが、

これまでは自己の内側、内部に尋ねて決定した内部指向から、

基準は、自分の身の回りの他者やSNS外側の情報に依存するということになり

自己決定出来ていない。

これが問題なのは、

自己の喪失をしていて、けれども、どこかにそれはあると思って

モラトリアム期間がいつまでか分からないで、

何歳になってもアイデンティティを探し迷い続ける。

自己啓発本を呼んでも、何を読んでも、多元的だ。

そりゃ決まらない。

アイデンティティ=自分らしさとするならば、

もっと早い段階。

幼少期の方が確立しやすいと個人的に考えるのですが、これ家庭の美意識
というか、社会的な自我やら何も確立されていない
この時期の教育が全て決定するのかもしれない。

 ■他人指向

探し続ける元ネタは、LINEかもしれないし、Facebook、ネット。

SNSのつながりの中で、いろいろな人が、情報の渦の中で、

いつになったら、答えが出るのであろう。自己が確立するのであろう。

そのように考えたのですね。

ボクは、先日のITMediaさんの記事でも、

言い過ぎたかなって反省もしているのですが、

今のアイドルのサウンドは良いと思わない。

これは、敵に回す人も沢山いるです。

昔は、B面やアルバムで、ヒットは狙えないけれども、

プロデューサーやミュージシャンの趣味が反映されていて、

松井寛さんの記事)音楽ファンも頷ける内容だったわけです。

でも、いろいろな人の関係性を考えたら、そういう自己の考えを

普通、言えないじゃないですか。

いろいろ社会や世の中を考えろよ、なんて、

ピーターパン症候群かと思う一方で

自分の考えをキチンと伝えられない、日本人社会は嫌だなって思います。

というわけで、

多元的な自己を演じないといけないFacebookもTwitterも嫌で

遊びやら、適当なことしか言ってませんね。

また、社会も多元的なことを求めすぎていますよね。

例えば、先日、小話で話題になったのですが、

水泳で優勝した選手に、講演をしてもらったら、スピーチがうまくなかったと。

でも、水泳のプロであって、話すことがプロでなくても良くてね、

トップミュージシャンであっても、性格が悪くても良くて、

寄付をしなくても良いのですよ。

もちろん、寄付した方が良いけれども。

全部を求め過ぎだし、それに答えなくてもね。


というわけで、多元的自己があることそのものを認識できなくなったアイデンティティ
は、個を喪失していき、均等化していく私たちなのだ。っと。

最近ウォーキングをしながら、考える時間がたくさんできますね。

※多元化する若者の自己とアイデンティティ資本

http://ocw.kyoto-u.ac.jp/ja/international-conference/22/v11022203 

拍手[3回]

月末にかけて、持病が酷くなるので
車出勤も少なめにして、2駅前から歩くことを続けている。

会社は、朝は8時〜17時の業務時間。
残業は基本的にはしない。
ボクの会社なので、「勝つまでは欲しがりません。」的で
日本の、農耕民族的な、
大本営発表・命令みたいなことが大嫌いで。

早く出勤して、静かに、仕事をとっととやって終わらせる。
それでも、クリエイティブに、完成度を高めるために、
集中して、もっとやりたい。
もうちょっと改善したい。
そういう場合は残業することはあるけれども。
自分のためであります。
そして、帰りは1時間有酸素運動として、歩いて帰ります。

という勤務スタイルもあり、また、
朝も早いわけですが、ボクは、この朝の満員電車が本当にダメです。
普通、サラリーマンはみんな耐えているだろう
って思うかもしれないけれども、大多数派が正しいとは思わなくて、
毎日往復1時間。それを一生続けるなんて、
自分の命の時間を、満員電車に捧げるようなもの。

そして、混雑率150%以上で、
前後の人の整髪料やら、ガムのクチャクチャ
歯槽膿漏っぽい口臭でパニックになる。
そんなわけで、多少遅刻してでも、空いている普通電車にのる。
最近、新幹線のっても、特急に乗っても、弁当匂は我慢できても、
帰途の際、
周りの人の柿ピーとビールとゲップで失神しそうになる。

また、最近、混雑の中、ホームや車内で
スマホにうつむいている人たちは何だろうって。
どうも嫌悪感が強くて、仕事はスマホ三昧なのですが、
私用では滅多に使わなくなりました。

食事をしていても、会食をしていても、
スマホを平気で出してメールをする人がいる。
一言伝えてからとか、場所を変えればスマートなのに。

さらに、食事を撮影するとか、とても罪悪感を覚えるし。
ミシュランなお店とか、
とても感動した時は、写真におさめたい。
けれども、恥ずかしいし、場を乱す。
それでも、ってときは、お店の人に断ってからするようにしている。

というわけで、格好が悪いというか、ウンザリすることが多くて
気になって仕方無くなった。
どうも、日本の民度があまりにも高くなったのか、
成熟したのか、最近生活を見ていると、スマートじゃないというか、
おかしいと思うことがありまして、ボクも気をつけよう
と考えています。

そういえば、先日地元を6キロぐらい歩いていて、
元町商店街の
古い珈琲店で、おいしく味わって、ゆっくり、まったりしていました。
そして、本を買って、
しばらく数キロ歩き、馬車道で休憩。
タリーズに入り、
大声で、威勢良く「はい、いらっしゃいませ!!」
アイスコーヒーを注文。
「水炊きアイスコーヒーはいかがですか?」
ということなので、
いいえ、普通のアイスコーヒーが欲しいのですが・・・。
すると、
「ドーナッツはいかがですか?」
なぜ、私が、珈琲を飲みたいだけなのに、
ドーナツを今食べないといけないのですか?
って質問してみた。マニュアルってやつ。

店内はJAZZが流れていて、静かなのに
必死な店員さんで雰囲気は台無し。
イライラして店を出た。

ボクは、空気を読めないと思っていたけれども、
どうも、最近些細なことが気になって。
おっさんになったのかもしれないけれども、

美しい服を着ても、ブランドのモノを持っていても、
良い音楽を聴いても、料理を食べても。
なんで格好わるいんだろう。

なんて考えたりしました。

拍手[3回]

先述のブログなわけで、
相変わらず、テストステロン(男性ホルモン)が少なくて
お昼過ぎはだるいし、頭の回転は悪くて。
通院しても、治らず、焦るばかりです。
しかも、運動しても、筋肉はつかないので
おいらは病気体質ですね。
凹んでも仕方がないので、今までやったことない
すごーい、違うことをするぞと。

ということで、いろいろ日常生活に変化を与えて、
ボクなりに前向きなショック療法することにしました。

その1 歯を治す。
ちょうど、サンフランシスコで前歯(差し歯)がとれました。
歯医者さんを探すのも大変だし、
なんとチューインガムで仮止めして、帰国後知人に紹介してもらって
やさしい歯医者さんに通っています。
えって。15年ぶり。
ボクは、子供の頃、通っていた歯医者さんで事故があったり
その建物がヤのつく
職業の方の弾丸(抗争に巻き込まれたビル)がとんできて大騒ぎになったりして
歯医者恐怖症だったのですが、
今回の前歯をきっかけに、
徹底して治療することにしました。
幸い、学生の時に折った前歯は、凄い高かった
保険適用の出来ないぐらい。
プラチナの根とセラミックの差し歯で
再利用できた。
今の時代、歯医者さんは、
麻酔の注射も痛くないし。凄い進化!
歯のクリーニングをして、お口をキレイに。
徹底して直すつもりです。
おっさんになると、口が臭いのって嫌じゃないですか。
なので、歯間ブラシもつかって、
毎日、きれいに磨いています。

その2 黒の洋服を避ける。
ボクは、昔から同じ洋服を複数買って、だいたい色は黒です。
しかも90%ユニクロ。
よく、スティーブジョブスと同じと言われますが、
子供の頃からなので、ボクは彼よりも早いです。
洋服って、着れれば良いので、色とか形ってどうでも良くて
何回も洗濯をしても、頑丈な、ユニクロ最高と思っていました。

ただ、洋服をどうにかしろとは言われていまして、
以前、ママチャリで自動車を買いにいったら、
国産の自動車メーカーは車を売ってくれないし、
滅多に行かない、
キャバクラというところでも、お姉さんはつかないし。
むしろ何も知らないのに、
会社ってうまくいかないと大変ですねって同情されるし。

ということで、
アウトレットモールに行って、
黒以外の洋服を買うことにしたのですが、
男性も、両手に沢山袋を持って、買っているわけです。
男は、洋服じゃなくて、中身だっていうのは、
昭和のおっさんだとして
若い子が、給料を全部使って、洋服を買っちゃうのを見ているので、
アパレル業界の景況感はすごいなと、

それに、色や形、ファッションショウなど
ちゃんとやって言るということは、必要だから
デザインがあるわけで。
そういう、美意識がゼロなのは、
クリエイターにとっては大欠点。
せめて近づこうと。

直近で、イベントもいくつかありまして、
ボクは全くスーツを持っていないのですが、
知人に、ヨウジヤマモトは黒だよって言われて、
ジャケットを辛うじて持っていまして
これを元に、どのようにコーディーネートするか
写真を送って教えてもらって、
ユナイテッドアロウズに行って、そのメモを渡して
予算の上限はどうでも良いので、
このとおりに一番良いのを選んでくださいってお願いしました。

ボクが大人になったなと思うのは、
社長なので、見窄らしい格好をすると、
社員がいるので、あまりよくないなって配慮をしました(エライ!)
かつ、第一印象ってあるらしいので、
知らない人や、若い人だと、
おっさんダサいって思われる、確実に。

ということで、
足首をちょっと出すとかっこいいですよって言われて、
確かに涼しいなとか、Tシャツがウン万円とか、
たかだかネックレスで、クロムハーツが30万とかでしょう。
上限がない。でも、みんな、こういうのにお金を使うんだなと。
へーです。
ということで、沢山買ってみることにしました。
ちなみに、アベノミクスとは全く関係ありません。

その3 カロリー制限
洋服の形や色、デザイン。みんなこだわってるんだ。
と思いつつ、人間を観察すると、
どんなに洋服をキメても、
洋服よりも、体系の方が重要だし、カッコいい方が良いじゃんと。
というわけで、
1日1000Kcalに制限していたのですが、それでも太る一方ですから
徹底的に毎日500Kcalにして、1ヶ月になります。
お医者さんからは、やめろって言われますが、
徹底的に続けています。
家ではお酒を飲まなくなりました。
朝はフルーツやヨーグルト。
昼は豆腐。
夜は21時以降は食べない。
それでも、うーん駄目ですが、少しずつ改善かな。

その4 ご飯を残す。
ご飯を残すと、目が潰れるって言われてました。
量を半分とか、1/4とかにして注文する。
あるいは、量が多い場合は残すことにしました。
ラーメンとかは、基本的に食べない。
お菓子も一口。
スナック菓子は絶対に食べない。

その5 鞄を変える。
お気に入りの、黒のヨシダの鞄を使っていたのですが、
ボロボロなので、グッチとか、コーチとかじゃなくて、
素材がしっかりしていて、良質なものをってことで、
スタッフの方に聞いたら、ダニエル&ボブがよいということで
買いました。
9万円。いままで、数千円の鞄だったのにね。
でも、頑丈で、使いやすいです。

その6 髪の毛を短くする。
いつも、長髪で寝癖でも
朝起きて帽子をかぶって、出社前に
脱げば治るってことでしたが、
生まれて、数回目だと思いますが、
短髪にしました。
毎朝、整髪料をゴテゴテつけて、ツンツンたてる。
正直整髪剤臭いし、数分時間がかかって面倒。
あと、髪の毛は今のところソコソコありますが、
全滅する前に、ケアしなくちゃとか。
あー、面倒。
髪の毛がなければ、こんなことしなくても良いのにね。
だから、ハゲって言うのは、合理的だし
頭をテカテカ洗えば良いので、輝きを重視すれば良い。
絶対便利なのだ。
ワックスみたいな、ハゲ輝きがあったら売れるかも。
って気がついた。

その7 とりあえず買ってみる。
やはり、いろいろお金に苦労をしたりすると、
洋服も良いけれども、
きちんと、貯金して、現金を持っていないとねって思うのですが、
洋服のデザインや色、形
美意識も鍛えないといけないなと思います。
コンテンツやサービスとか、
なんか、ここのカーブや丸、色が
どうのこうのとか、指示するわけです。
そういうデザインやファッションが分からないと、
お前になんか言われたくないわ、ってなるしね。
とはいえ、まだまだ色の組み合わせとか分からなくて
だれかに聞かないと駄目です。
正直面倒くさい。

でも、横浜、渋谷、青山で着ている服。
最近は、なんとなくいいなとか、お洒落だなとか、
高そうだなって、少し分かってきたのですが、
とにかく、人間観察。
なぜ、こんな色をこの人は洗濯するのだろうか。
足を出すのだろうかとか、
街行く人の、洋服や色の組み合わせを見てるうちに
顔というか表情に気がついた。

なんだか、暗いな。とか。
忙しそうだなとか、楽しそうだなとか。
どんなに良い服を着ても、中身を鍛えて、
健やかに、明るい生活をしないと駄目なんだぜ。
って考えています。

うーん、初めての体験だ!

なんか、多くの人は、他人の目を気にして生きていて
気にしすぎな感じもするし、
繊細だなと思いますけれども。

毎日お風呂に入って、ちゃんと爪を切って
清潔だったら良いじゃん
って思うのですが、
自己顕示欲というか、見栄というか
そういうのもある程度は必要なのか。

そんなことを考えながら、ここ2週間ですね。

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仕事と遊びが、遊びの仕事が、どちらかはわかりませんが、必死に毎日考えて生きています。
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