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青山でTesla モデルSを試乗してみました。

ブラックでした。
ホイールが21インチで、車高がソコソコ低い。
低重心、横長で、故にスタイリング、バランスが良い。


アメ車的デザインと言われていますが、
ボクは、英国車っぽいデザインと言うか、Jaguar XJ
Hondaと資本提携していた時期のRoverっぽいですね。
MazdaのAtenzaしかり、今日発表のSkylineも、この手のシックなデザインでとても好きです。


その前に、日本で(本当に)全く話題になっていないのですが、
自動車史に影響を与えるぐらい、驚く発表がされています。

Tesla Model S to get app support and Chrome by late 2014

要するに、TeslaのCPUはLINUXベースなのですが、来年末に
Androidのエミュレーションを行い、Chromeが動き、
さらに、アプリストアを開始して(GooglePlayの可能性もあり)
TeslaのAPIを公開するということなのです。

TeslaのCPUはARMベースのNVIDIAのTergaが2つ乗っています。
調べると、Android、WIndows CEとか動きます。

多分、ドライビングや安全制御に関わる部分は、非公開か
CPUが分かれている物の、車速やちょっとしたコントロールは出来るでしょう。
ROOTを取れば、自動運転やいろいろなことが出来るかも。


このハンドルは、メルセデスのCクラスと同じ革巻きですね。部品供給を受けているとのこと。


この壁紙を、旧車のコンパネにするとか。ランボルギーニでも、シルビア、86でも。



ステアリングの重さとか、ブレーキ
(アクセルを話すと、エンジンブレーキのように回生して発電)
の調整ができます。画面など変えられるのです。
UIとか作れるでしょうね。

もう、ひらめきました。
メーターまわりの壁紙を月額課金とか、そんなことじゃなくて、
Teslaに乗りながら、フェラーリやカウンタックの
サウンド、加速やブレーキング、サスペンション(エアサス)、ハンドルなど
全てエミュレーションというか、シンセサイザーでいう
アナログシンセ(レシプロエンジン)のシミュレーションみたいな、
プラグインが登場するでしょう。
ボクらがやりそうだけれども。
世界にリリース出来ますから、ビッグチャンスですね。
プログラマが、モーターコントロールする時代ですね。


トランクですが、モーターで開きます。閉じます。


さらに、子供(チャイルドシート)も、認可が下りているようです。
5人+子供2人=7人 なんて、この発想。シリコンバレーっぽいのでしょうか。
ジェットコースターの気分で、後ろ向きにのります。
ポルシェのパラメーラのような後方ガラススペースですので、
結構喜ぶそうです。




ボンネットも、大人が入れそう。

ウインドウスイッチもメルセデスそのまま。


クルーズコントロールのノブも全く同じ。


15分ほど試乗しましたが、短かったな。
左ハンドル、かつ車幅がミラー込みで2.18mぐらいあって、幅広い。
メルセデスのSクラスとか、レクサスLSあたりですね。
街中はちょっと取り回しが大変ですが、とにかく軽い。

座り心地ですが、
ドイツ車のように、ホールド感があって包み込むものではなく、
革だけれども、フラットで浅い。
どうもアメ車ですね。少々チープでした。

サスペンションですが、BMWほどゴツゴツのタイトでもないものの、
少々固め。
ベンツのC/Eクラスそっくりな味付けに感じました。
フワフワせずに、地面にはっていく。


加速感ですが、
ロータリーエンジンを思い出しましました。
フルに踏み込んで100Km/4.4秒ですから
相当凄い。
さすがに、踏み込む勇気はありませんでしたが。

エコだからとか、EVだからとかじゃなくて、
エンジン車に挑める、挑んでいるのですね。
後輪駆動(RR)の押し出す感じで、アクセルからダイレクトに
なめらかに伝わる感じ。
ターボエンジンの「どっかん」とは全く無縁ですね。

サウンドは、ほぼ消音で走りましたが、実は、スペアナで計っていました。
残念ながら、レクサスのLSほどでは無いというか、
静かすぎるから、外が聞こえるという、どうしようもないぐらい。
静か。

日本のメーカーのように、
エコを頑張るとか、エコを意識するあまり、
面白さをスポイルしてしまうようなことではなく、
実は、数年前のスポーツカー性能を、軽く超えていて
高級感あるプレミアムなデザインでありながら、
おとなしく、ギトギトしない走り。
大人向けの4ドアクーペというか、
久々に、これは凄い。
なんて語彙が少ないんだろうとかんがえつつ
「凄い」しか言えなかったですね。

ハンドルの重さもチューニングして、遊べます。
切れも素直で、ハンドルに繊細に反応する。
少々、ホイールベースが長いのかな、最低の旋回径が11mだって。
これは、ちょっとつらいかも。

このモーターの感じ。
ラジコンや、ミニ四駆のモーターを変えたりしたのを思い出したわけです。
今は、チューニングをCPUでできるのですから。
アプリインストールで制御したら、それは怖い。

ボディですが、

メルセデスと、トヨタの良いところ取りなのか。
内張りなど、さわって肉厚など見たのですが、しっかりしています。
多分、静音化に苦労したのでしょうね。

また、プラグのソケットは、ふたが安っぽいですね。
壊れないか心配なぐらい。


いいですね、この隙間具合


ショウルームの裏にある車庫。
シャーシをみると、まさにミニ四駆です。

エンジン車と比べて、部品数が少なそうなので、
量産効果は高そうです。
駆動装置は、ちいさなモーターだけですものね。
ラジエーターとか、ダイナモとか、マフラーとか、冷却装置などいらない。
すっきりしている。

以前、日産PAOに乗っていて、実験台というか
毎週のように壊れて、自分で修理していました。
それは楽しかった。

最近の車は、電子制御+構造が複雑で分からなくなりました。
でも、このシャーシを見る限りでは、
モーターを交換したり、DOS/Vパソコンのように、いじれそう。
むしろ、車も、いろいろなサプライヤーの部品を入れ替えたり、
モーターを変えて、素人が簡単にチューン出来るのでしょうね。
アフターパーツも揃いそう。


エネルギーも、
東京から1回の充電で京都までいけるし。
エネルギーコストもかなり低いでしょう。

もう、満点ぐらいつけたいところですが、
残念なのは、レーダークルーズコントロールや、レーンキーピングアシストなど
この手の車に常識的な、安全性能機能がないのですね。

調べると、裏機能でみつかるようですが、
今このあたり、各社必死なので、パテント回避で大変なのだと察しています。
Lane departure warning
このとおり、管理設定画面はあるので、ハードを実装すれば動くのでしょうね。
スタッフの方も、一番要望がおおいそうだ。

試乗後に、前金50万円をWEBでスマートに払えます。
と言うことで、申し込みの準備をしていましたが、
まだ、スタッフでさえも、価格が分からないですし。
分からない物に、お金をかける覚悟も。
これは、ちょっと・・・心構えは出来なかった。
800万円といえば、清水の舞台から飛び降りるぐらいです。

ただ、ユードーで、プログラム開発をして世界に先駆けて
ストアデビューしたいですね。
そこで、スタッフの方に、
プログラムやシステムなど、私たちでチューニングしたりする方法はあるか
聞いてみましたが、一部レース仕様にカスタマイズしたい
オーナーさんから話があるそうだ。
保証が無くなるので、推奨しない。(それはそうだ)

用意されるAPIは
機能や安全に関わる”以外に”限定されるでしょうね。
エアコンや社内コントロールとか。
それじゃつまらないかも。
どこまで、何が出来るか。マーケットサイズもありますが、
もし、これが出来るのであれば、うーん、悩みます。

ということで、
本国情報収集しています。

ボクは、最近、健康志向ということもあり、
車を毎日乗らなくなりました。
だからこそ、
車に乗るのが特別になり、
スポーツモードで運転していて、エンジンをかなりまわすようになりました。
エンジンの音も良い物です。
たまには、激しく。

けれども、楽器のアナログシンセサイザーみたいに、
いつかデジタル(モーター)になって、アナログをシミュレーションするように、
エンジンも同じ運命になるなと。
うーん。

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優等生にならない40歳 HOME エレクトロな家とクルマ「テスラ モデルS」
photo by 七ツ森  /  material by 素材のかけら
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