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毎日の思いつき。毎日の発見。毎日の反省。
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ユードーのアプリで遊んでいる方々、
僕の周りの方々!!
今年もお世話にになりました。
 
年末忙しさラッシュになって、
みなさんに、きちんと挨拶できませんでした。
ってことで、この場ですみません。
 
○ボクが、経営のことを考える。
社長っぽく言うと
今年、9年目ですが、かなり飛躍をした年となりまして
売り上げが過去最高になるでしょう。
創業時初年度のの30倍以上になりました。
どうやったら、億の売り上げ行くんだろう?
って考えていた時期があったんですが、
ここ数年で大きく達成して、
しかも、本年度は、結果、一人あたりの利益率が上がってきました。
 
やはり、みんなの頑張りもあります。
そこで、年末はみんなに、いろいろ楽しいことなどで
還元して、(年始もそうだけれど)悩みや課題
いろなことを話せる場を作っていきました。
 
話を元に戻すと、
1/3が広告、1/3がアプリ課金、1/3が受託開発。
いい感じです。
来年は、この比率を一気に変えていきたいと考えています。
2/3が自社事業ですのでこれを拡大。
そして、大体これで僕らはご飯が食べていける。
だけれど、おもしろい事業、ご一緒できることは
受託開発→共同事業にお願いして、
やっていこうと思っています。
 
社内でいうのですが、ボクは目先のことは楽観的です。
みんなが困らないように、
何か災害があっても、社員が
半年ご飯が食べれるようなストック。
そして、楽しい生活ができるように、
些細ですが、食事の支給、スポーツクラブ
研究、勉強のためのことをサポートする体制でいます。
 
でも、これで安心していてはだめで、
スマートフォン、ITの世界
数か月で激変しています。
Tech系のニュースだけでも遅くて
生で収集した情報やら
そして、ユードーは、アプリリリースと、広告の両面で
ユーザーの動向が
毎日得られているので、その変化を強く感じています。
ですので、半歩、一歩先のことは悲観的です。
だから、今からその対策をとっていきます。
そのためには、みんなの集合知が重要なのです。
 
○楽なことをやるための目標
この言葉は、みんなで合意したのですが、
少々語弊があるかもしれませんが
たくさん稼ぐ裏で、僕たちが作って楽しいモノ。
それは、ヒットする、ヒットしないに限らず、
センスを磨いて、楽→楽しいモノを作れるようにしようぜってことです。
まあ、先述のように、社員にとって
働きやすい環境を作ったぜ、
なんてアピールする会社はあるのですが、
 
実質、新規事業を失敗したら、普通の会社は責任を取らされて大変なわけです。
そうじゃなくて、失敗はつきものだから、
もちろん成功を目標に、何かアイデアを考え、まとめて
小さいリスクで、リーンスタートアップで
やってみようぜ。
一生懸命やって、失敗したら仕方ないよ。
でも、何度失敗しても、きちんとその問題を解明して、
次成功するように、がんばろう。
何度失敗しても、つねにポジティブであること。
頑張っていれば、失敗しても、ユードーは責任を問わないよ。
ということです。
 
今年も、成功したものも、その裏でうまくいかないアプリも
沢山あります。けれども、トータルで勝てばよいのです。
 
そのためには、今ある事業を堅調に数字を上げて
僕たちが自由に解放されるようにしないといけない。
そういうことです。
だからそれまでは、がんばろう。
 
そういうモノが、次の時代のイノベーションになるのです。
そのために、自分な好きなこと、やりたいことに関しては
業務の範囲を超えても、必死になって、考えて悩み
知能で、ほかの会社に勝ってもらいたいのです。
 
僕としても。こんだけ沢山大手があるのに、
優秀なみんなが、ユードーで働いている意味がないでしょう!
 
○クリエイターだから難しいこと。
前項の項目と近いのですが、
僕らが複雑なのは、経済的な成功とともに、
日本、世界の多くの人に
つかってもらえる、みんなが知っているアプリ
そういうのを作った、達成感がモチベーションです。
だから、給料が良いこと、とか同じぐらいに、
みんな成功体験がほしいのです。
だから、全員がその感覚がわかるようにしたいですね。
僕らのアプリ、数種類が、
数年続いている、全国の人たちが知ってるアプリです。
でも、メディアでも話題にならないぐらいです。
会社名は、知る人ぞ知る会社でしょう。
もうちょっと、会社も有名にしたいですけれどね。
でも、知る人ぞ知る会社。
そういうのもいいかも。ボクは、中二病なのでww
 
○会社のブランド
先述のように、
ユードーは、PRに力を入れていないし、
僕らは、日本、世界中の
ライトなユーザーを対象にしています。
だから、先鋭的な技術も裏に隠すし、
受託開発がメインじゃないので、Tech系にPRをかけても
意味がない。
そんなわけで、あまり知られていない会社なんだと思うんですけれどね。
少ない人数で、多くの人に使われている。
ヒット率の高い会社
真の意味で、研究開発をして、
それがきちんと、市場に出している。
でも、やりたいことしかやらない。
わがままで、やんちゃで、アホで、気分屋。
そういう人間的な感じ、ちょっとブランドを出していこうと。
だから、まずは、売り上げウン百億を目指すとか、
そんなことじゃなくて、僕たちの幸福度を上げようと。
それがモチベーションでしょうって。
(あー、ちょっと宗教っぽくなってきたかもね。)
 
○力になる、パートナーになる。
ようやく、9年目で余裕をもって、言えることができたのは、
僕たちのシステムやノウハウで、周りの会社さんが、
利益なりメリットを感じてくれることなのですね。
なので、定番受託開発のように、
手離れよく、サヨナラ。
そういうのを見てきたから、いやだなと思います。
僕らも、少ない人数ながら、
かなりリスクをとって、開発やプロデュースするので、
企画や、事業を審査しますけれども、
共同でやらせていただいて、一緒に成功しましょう。
ってスタンスが取れるようになりました。
すでに作ったシステムは、無償もしくは、低コスト
で提供するぐらいの勢いで。
でも、成功したら、シェアしてくださいね。
そういう、ユードーに期待してくれる方々と、
昨年同様にがんばっていきたいです。
 
○ボクのこと。
38歳から39歳になってですね。
ようやく体力について、認めたくないけれど、
残念ながら弱音を吐くようになりました。
先のブログのように、もう更年期障害で
男性ホルモンがないってことになったんですね。
体調によって、
いろいろモチベーションがコントロールされることがわかりました。
今まで、会社が大変な時でも、
つねに、新しいこととか、朝から夜中まで考えて
すごい攻撃的で、モチベーション高いんだな、ボクはって思っていたのに。
 
最初は、
うつ病とか、メンタルがやられたかなと思ったのですが、
そうじゃなくて、
男性ホルモンが少ないと、こんなに気持ちも変わるものなのかっと。
 
ですので、一つ、安心して聞いてもらいたいことがあって、
人間の思考、どんなの深く考えても、なんか気分が沈む。
そういう、メンタルなコンディションって
自分の思考よりもプライオリティが高い場所にあるもので
(ボクならばホルモンバランス)
そこで決定されていることなんですね。
なので、アイデアが浮かばないとか、
テンション低いなって時は、
気分が沈むなってことは、
生活環境や食べ物とか、自分の上位にある、
普段気が付かないような、深い階層に気を付けること。整理すること。改善すること。
なんですね。
なので、ボクは、たくさん、話して、遊んで、
仕事をする。
自分の体調に気を付けながらやっていこうと思います。
 
あとですね、くだらないことなのですが
自分が楽しか、とか、やりがいの基準に考えていて、
それは楽しいのですが、
お金がたくさんあっても、使い道がないなぁー
今でも、お金あまり使わないし、ほしいモノがないしな
って思っていたのですが、
 
ニンジンをつるして、
物欲を沢山持とうと(日本の景気のためになるかもしれませんしね。)
もっと、もっといっぱい稼いで、
昔のっていた、NSXの次世代版をのることを目標にすることにしました。
10年前、NSXは、家族ができるし、お父さんになるケジメを
とるって、覚悟を決めて手放したのですが、
 
そろそろそういう、男の子っぽいも目標も重要かなと思いました。
まあ、なんかそういうのってダサいなとか
思っていたのですが、
ちょっとボクがリードして、
若い子たちが、そういうモノを目標にして、所有する喜び
とはいえ、家庭やら子育てを両立してうまくやるとか
10年後、20年後に、僕みたいになりたい
なんて、模範に目標にしてもらえるような
人になろうって考えています。
(って、誰も嫌だったり、そんな何もしないのに、
ひどいこと言いやがって!とか言われそう。
大丈夫かなー。)

W204.jpg
今乗っているのは、お小遣いで買った
ドイツ車で超保守的で、
安全でリセールバリューが高いという
セコイことも考えつつも、
 
とても運転も楽しくて、
仕事が終わったら、夜中ビューンと温泉へ行ったり、
アクセルを踏むと、嫌なことも忘れる。
九州まで車で行くし。
(今も、西宮で一人で仕事をしている。)
車しか行けないような、楽しい場所とかあります。
キャンプもいけます。
結果、楽しくて、安全で、みんなで豊かさを感じることができました。
今後経済がどうなるかわからないけれども、
モノを消費する、そして、人よりも面白い
経験や喜びもないといけないかなと思います。
 
○頑張るモチベーション
頑張る人に、何で頑張るんですか?
って聞いたら、自分に負けたくないって言ってました。
成功しても、次の課題を。
楽をしたら、自分がダメになるような、恐怖心があります。
 
クリエイターは数年、ヒット作なり
認められる作品がないと、忘れられてしまいます。
ボクも、大きくチャレンジをしたり、大学へ行ったりして、
過去を捨てて、新しい能力をつけて
やってきたこと。
すこし、よかったなと思います。
 
なにかチャレンジし続けないと、センスが古くなって、
「あの人は今!」なんていう特集のように、
過去の栄光へすがり、
昔話ばかりをするようになってします。
そうならないように、飴と鞭なのですが、
ボクも、みんなも、会社も、先行してリードするのが得意なので、
引き続き頑張ろうと思います。
 
ということで、時間がなくて、
ひどい文章で、思うように書いてしまいましたが、
 
来年度もよろしくお願いします!
 

拍手[6回]

PR
先日、台湾にいきまして、
 
(2012 Game App Developers Conference Taipei)
にて、基調講演を行いました。
 
ゲームクリエイターとして、音楽ゲームの中身について
講演してもらいたかったと察してはいたのですが、
 
taiwan1.png






















過去のコンシューマゲームでは、
基本的にパブリッシャーがあって
その保護下で、クリエイターが自由にクリエイティビティを発揮して
ゲームが作れたと思うんですね。

ただ、昨今の状況だと、
受託開発に依存をしていると、スケールも小さくなって、
スケジュールも厳しい。予算も小さくなっていく。
市場がそんな末期的な状況なので、クリエイターがどうにかしなきゃダメなんですね。

 
幸いなことに、AppStoreやGooglePlayによって、
個人やベンチャーがアプリを自由にリリース出来るとようになったのですが、
なかなかマネタイズできない現状がある。
資本力のある大手しかトップをねらえない。
日本でも、ビジネスにできているのは、数%です…
なんて、アプリは儲からない、なんて言われているけれども、
そう言い切るのは簡単で、
ビジネスモデルについてキチンと考えないといけないんだ。
考えれば、なんとかなるじゃん。
と思っている。
ボクたちも、いわゆる「ソーシャルゲーム」会社さんと比べれば、
微々たるものかもしれないけれども、
自社のサービスだけでも、
社員がご飯を食べる分には、ここ数年切磋琢磨しながら、
不自由なくやってきているんです。
 
っということで、音楽ゲームを切り口に、
ビジネスと開発手法を中心に話をしたですね。
 
聴講した方々は、ゲームクリエイターっぽく、
文化的で、夢のある大きな話を聞きたかったと思うんだけれど、
そういった様子も見れたんだけれど、
あえてやめてみた。
 
だから、台湾のボクのファンは戸惑ったと思う。
いつも、プロデューサーごっこをしているわけじゃないんで
本音で伝えたつもりです。

たとえば、
taiwan2.png


















よく、アプリの開発について、質問を受けるのですが、
昔からのゲーム開発の人にありがちなのは、
ウォーターフォールモデルでして、
入り口から出口まで順番に作ってしまうやりかた。
工程があまりにも長くなってしまい、評価したり動きが分かるまで
物凄い時間がかかってしまうことなのですね。

ゲームが面白いかどうか評価するのは、あくまでもユーザーであって、
クリエイターがどんなの良いと思っても、売れなきゃダメなんだよと。
なので、売れるか売れないかよくわからないものに、
数か月かけるのはもったいないわけです。

 
こんなつくり方は、絶対ダメで
アジャイルでやってみましょうって言います。
面白さの中心を作ってみる。
そして、面白くなったら、側をつくる。
シンプルに完成させて、市場に投入する。
問題あったら、ユーザーに期待されたら、
バージョンアップすればいい。
リーンスタートアップですが、検証をサイクルでとにかく早く繰り返す。
 
ボクは、ビジネスについて語るのは、
カタカナ言葉を使って、マーケティングをクリエイティブに使うの
あまり好きじゃないんだけれど
プロデューサーの仕事をキチンとしているつもりなので、
ゲームクリエイターも、ゲーム開発やらビジネス全体を
ゲームと思って楽しむべきだと思うんです。
なので、ボクの言葉で伝えました。
 
あと、講演だったので
ちょっと違うのですが、
プレゼンの参考に、TEDとか見ていたんですけれどね、

ボクも、若いころ、シリコンバレーで
VCに向かって、プレゼンをやったりしたことを思い出したのですが、
昔は、そんなふうに、6分で投資家を魅了するような
必死に英語でやってみたりしたんだけれど、

 
こういう、北米なプレゼンテーションに少々疑問があってですね。
聴く人に感動させたり、魅了させたりするのは
エンタメとして面白いんだけれど、
そのビジネスの本質的なところとか、
面倒くさいところとか、
ネガティブな側面が出てこないのが、変だなと思うんです。
ワンセンテンスポリティックスだとかさぁ、
すぐに分って、理解できること。
安易に魅了させることって、とても危険なんですね。
 
なので、簡単なことを難しく理解することが重要なんだと。
ってことで時間オーバーになるほどアツク講演をしました。
 
というわけで、
ボクは、プレゼンは結構好きなので、講演などは積極的に受けていこうと思います。その代わりに、プチリッチを紹介させてくださいね。

拍手[2回]

ボクは、子供の頃からジャンク屋さんが好きで。

横浜の石川町にある、エジソンプラザ
アマチュア無線機屋さんハマーズ
最近も、週末にのぞきにいきます。

ジャンク、中古に興味があって、
ここ最近は、BOOK OFFやHARD OFFをかなり調べて
休日は、ハシゴしています。

というのは、リユースというか、
リサイクルというか、
C2Cについて、
ここ一ヶ月ぐらいかなり調査しているのです。

最近、BOOK OFFで安く本を買って、
ヤフオクやamazonで転売(販売)する方が話題になりました。
BUYMAも海外のブランドを仕入れて、国内で売るじゃないですか。
楽器も、マニアじゃないと分からない意外なものが、
お小遣いで買えることもあります。
スゴいのが、子供の頃の古いアマチュア無線機が
値が下がらず、高値で取引されています。
ボクが、12年前に買った無線機が、
当時以上の価格で売買されているのです。

電化製品やPCなど、コモディティ化して
モノの価値がどんどん下がる中、
一部のアンティーク、ブランド、嗜好品は
高く売買されるのです。
面白いのは、無線機とかラジオとか
団塊の世代以上をターゲットにした
工業製品も同様なことです。

でも、重要なのは、2つあります。

1)その分野で価値が分かるということ。
HARD OFFやBOOK OFFの最大の問題で、
品種、取扱数が多くて、買取りも驚くほど安かったり、
また、レアな本が異様に安く売っていたりします。
ですので、転売という、個人ビジネスが生じるのだと思います。
逆に、価値のある本が、バイトの店員さんには理解できず
安価買取になってしまう。
要するに、ここにもキュレーターが必要で
価値の分かる人が、厳選して買取をして、
販売をすれば、売却する人も、購入する人も
ハッピーになると思います。
なので、情報を持つ、
その道のプロじゃ無いと成り立たない。
バイトの店員じゃダメだし、
より、ニッチで特化しないとダメです。

2)個人がビジネス出来るということ。
アマチュア無線は、ちょっと異様ですけれども、
ヤフーオークションでは、
実は、シェアが成り立っていて、
そこそこ人気のある無線機の場合、
買った無線機を、その金額ぐらいで売却できます。
使用したことによる価値の低下が無いってことです。
なので、リセールバリューが良い。
さらに、知識がある人ならば、
故障品を、安価で買って
修理をして、完動品として高く売却することもできます。
なるほどな、
アマチュア無線ユーザー(高齢化していますから)の
セカンドビジネスになると思いました。

ちょっと考えると、
同じように、メーカーが手を出しにくい
部署と部署の隙間に存在するものとか、
マニアックなものを
ハンドメイドで作って、サイドビジネスできそうです。

例えば、
最近スマホがHDMI対応して高画質で出力できます。
一方で、カーナビなどの自動車のモニターは、
既存のRCA入力が大半で、接続できません。
そこで、電池不要で
HDMIからRCAに変換するコンバーターとか、
メーカー製の半値以下で出せば、売れるでしょう。
ニッチだけれど、1日に10台売れれば成功。

楽器も、学研のアナログシンセがヒットしているように
アプリでリリースするよりも、
ハードで、
しかも、ハンダ付けが必要で
ユーザーが自由に部品を交換できる
シンセのキットや、基板だけでも
ビジネスになるのではないでしょうか。
(今では、アプリよりも、こちらの方が興味あります。やろうかな??)

あと、USBのオーディオインターフェイスで
音質にこだわった部品を使った
キットとか。

ニッチすぎるキットを、世界のe-bayでうれば
よさそう。

このご時世ですから、自然とサイドビジネスへ
ファッションやアパレルだけじゃなくて、
工学系なこと、
特技を活かしたことで、お小遣い稼ぎ出来ると思います。
そういう、サイドビジネスなマーケットは創造できますね。
所詮、部品なのであまり在庫も抱えなくて
オーダーメイドですから。

AppStoreやAndroidMarketのO2Oってなわけです。

ボク?ですか。
多分、かなりの分野でサイドビジネス出来そうですww

ちょっと、ピックアップしました。

4ms Pedals Autonomous Bassline Generator Kit


Noise Generator KIT Baby Box


RADI0KIT-140 HAM RADIO 40M CW QRP TRANSCEIVER KIT - PIXIE II

拍手[2回]

お盆休みは、横浜から九州まで車で往復しまして、
1000キロ以上
延べ20時間のドライブ。
いろいろ考えました。

で、関西へ向かう場合、
愛知県で伊勢湾自動車道に入り、
新名神が早いので、よく利用するのですが、
三重県の亀山市を通ります。

住まいが関東なので、亀山市というと
よく知らなくて、
シャープのアクオスを連想しまして、
亀山モデルってカタログに書いてありました。
一時期、ジャパネットたかたでも、
「奥さん、このモデルは日本の亀山製ですよ。」
っと売りにしていた。
コモディティ化したTVへのブランド戦略なんでしょうけれども

ボクは、とても違和感を覚えて、
例えば、自動車のメルセデスやBMWが
(日本向け右ハンドルは)
南アフリカ生産であろうと、ドイツ本国生産でも
そんなのはどうでも良いことです。

さらに言えば、
ペルソナが、ボクの両親ぐらいだとすると、
GoogleTVだとか、
インターネットに接続機能とか、
スカイプが出来るとか、
言われても、困るよなって思います。
むしろ、こんな機能ついていても
使わないし。
すでに、ボタンだらけのTVのリモコン
で混乱しているし。

逆に言えば、
ボクみたいなペルソナを想起するのは、大きな間違いで
ホームネットワークのNASに
テレビを全チャンネル録画できるとか、
メールでTV番組を予約できるとか
スマホにデジタルコピーできるとか、
そんなことを気にするユーザーって、
マニアックなわけです。

今のテレビには、
たくさんの機能が用意されていて、
選択肢が多いから、使いこなせずに、
機能を活用せず
終わってる気がします。
(ボクは、説明書を見るのが好きなので、全部の機能を試しますけど。)

●どんなモデルだったら、買い替えるかっていうと。
もともとブラウン管では一番大きなサイズ
32インチだったのですが、
42インチの液晶テレビに買い替えて、
すごい、大きいなと思ったのですが、
直ぐに、もっと大きなサイズ、
60インチにすれば良かったって後悔しました。

ペルソナが60代以降だとすると、
映画が根底にあるから、スクリーンは大きい方が良い
と思うんです。
ボクらだったら、
映画をAppleTVやHuluで見るって考えがちなんだけれども、
TV上でアカウント登録やら、メール、パスワード。
コレだけで混乱してしまうので、
まだまだ、飛躍しているかなって思います。

むしろ、財布のひもを握っている、
お母さん、主婦が喜ぶのは、
大画面のホコリ対策のために、
カバーを標準でかぶせられること。
テレビを見ないときは、
上部から、引っ張る。
もしくは、電動でスライドカバーがおりてくる。
とか。

また、木目のテレビが無いのも気になります。
旅館に行った時に、残念だなって思うのは、
液晶テレビのデザインが、和室に合わないんですよね。
昔のテレビみたいに、木のフレームでも良いと思います。

あと、内蔵のHDDの容量とかスペックはどうでも良いのですが、
勝手に、デフォルトで3日分の全チャンネルを
録画していて、
何もわからなくても、簡単に番組表から遡れる。
これだけで、お父さんは喜ぶと思う。

ボクは、アプリを作ることが多いので、
常に、お茶の間が気になって仕方ない。
ペルソナが求めるのって、結構アナログだったりするわけです。

日本の亀山モデルって言われても
それは楽屋オチというか、
品質が高いとことは、
ユーザーが評価するものであって
それが伝統となっていく。
っと考えたりしました。


拍手[7回]

今日は、車の定期点検がありまして、
ディーラーに行きました。

ちょっと気がついたことがありました。

営業の方とか、お話をしているとき、
雰囲気を和やかにするのが上手だな、とか
ポジティブな方向になるんだな、
など思うときがあります。
空気を読んでいるというのでしょうか。

ボクは、俗にいうKYなので、疎いのですが、
社長であったり、子育てをしていて
そういう感じ、なんとなく分かってきた気がします。
そして、ここ最近うまく身につけてきたかな
という気もしています。

そういう、言語を超えて、聴き手の能力を期待することを
ハイコンテクストと言って、
直接的な表現よりも、遠回しだったり、曖昧だったり。
論理的に飛躍をして、多くは話さない。
日本人的だったりします。
「言わなくても分かるでしょう?」ってこと。

一方ローコンテクストとは
直接的でロジカルで、寡黙なことを評価しない。
だから、アメリカのように、他民族で常識の一貫性がない場合、
細かく、直接的に伝えないとイケナイ。

実は、コミュニケーションだけじゃなくて、
アプリやらコンテンツの企画も
同じことが言える。

ローコンテクスト=要件定義、遷移
ユーザーの能力に期待をせずに、誰でも簡単に迷わず使える。
極力選択をさせない。
迷わせない。
ユーザーが、たくさん使いこなせるようにっと考えるあまり、
メニューを増やしたり、
ユーザーのことがうまく掴めていないから、
保険的に何でも実装してしまって、
何が重要なのか、ポイントが見えなくなってしまうこと。
こいつは避けられる。

ハイコンテクスト=色、デザイン、サウンド、時にはネーミング
色による雰囲気や
サウンド
そして、ネーミングも直接的な意味を持たない方が
ユーザーに創造や感じることを期待し、
制作者以上に、何かを想起してもらえる。

ということで、
・必要な機能実装

・デザイン、世界観雰囲気
天秤に掛けるわけです。

アプリも空気を読むってことなのでしょうか。

拍手[1回]

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